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多くの自治体では、非常持出品・備蓄品として、左図の様に衣類を挙げています。しかし、下着・靴下などのインナー類が大半で、上着などいわゆるアウター類について指摘のあるものは、かなり少数派です。対する一般市民である私達は、実際にどれくらい、衣料品を防災用品として備蓄しているでしょうか。例として、下記のようなデータがあります。
自治体・一般市民ともに、防災用品といえば非常食や飲料水が真っ先に挙がる傾向は、近年でも似たり寄ったり。しかしより実際的な備えのために、防災用品に高機能素材のジャージや衣類を1セット入れておいてはいかがかと、提言させて頂きます。 |
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衣類はなぜ必要?−着たきり被災生活は予想以上に汚れる毎日だから
被災生活というと、ニュースなどでよく見かける、避難所で身を寄せ合ってじっと状況を耐える被災者の姿をイメージされる方も多いでしょう。しかし被災生活では、衣類に関して以下の事情に直面します。初期の数日は着たきり生活 これは容易にご想像が付くことでしょう。地震に限らず大規模災害では、以下をはじめとした状況の故に、初期の数日は着たきり生活になりがちです。
避難所でじっとうずくまるだけの被災者イメージとは異なり、被災後の毎日は非常に忙しく、かつ何かと汚れる日々の連続です。提言「非常食は今や味で選べる時代、でもカロリーは考えて」でも使用した図をここでも用いると、以下のような日々に直面します。
被災当初は命があっただけで、もう十分です。とはいえ、毎日のように入浴・着替えをする現代日本人にとって、ライフライン途絶環境で、普段以上に汚れる生活が何日も続くと、掛かるストレスはなかなかのものです。 確かに、衣類の有無で死ぬようなことはありません。しかし、普段と違う被災生活独自の事情ゆえに、衣類の備えはあった方が良いように経験上実感します。 |
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上着・アウターとして、ジャージ上下セットは何かと便利
被災生活に最適な数々の特長ジャージ素材のトレーニングウェアは、スポーツをする人のみならず、今や様々な人、様々な場面で愛用されています。その数々の特長は、下記に挙げる通りですが、被災生活にも最適な万能ウェアとしてもおすすめです。まさに、寝て良し・動いて良し・使い回しが効き・手が掛かりません。
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着たきり生活のインナー類には、吸湿発汗性の高い高機能素材が快適
快適な綿製品も、被災生活ではデメリットあり綿製品は、その肌触りの柔らかさ・着心地の良さ、加えて価格の安さでも、衣料品の定番素材です。しかし、着たきりになりやすい被災生活では、綿の特性が却ってデメリットになり得ます。保水性が高いため、衣類に含んだ湿気がなかなか発散されず、着たきりでは不快感を招きます。
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吸湿発汗性の高い高機能素材 綿100%の衣類は、やはり天然素材だけあって、安静時には化繊以上に快適です。とはいえ、保水性の高く長期間着ていられないため、日々洗濯や着替えができる平時の環境があってこそ、快適に着ていられる素材ともいえます。そのため、動き回る被災生活のためのインナー類には、綿100%より化繊系の高機能繊維の方がより実用的でしょう。汗をかいて生地が体に貼り付いたり、布地に湿気がいつまでも溜まり冷えを呼ぶことでも、不快を感じる時間が短縮できます。また、着たきり生活でもより長く着続けることもできます。 最近では、スポーツ・アウトドア用品を扱う量販店・ホームセンターなどでも、高機能素材品を買えるようになりました。吸汗速乾素材は通年使え、中には吸湿すると発熱する寒期向け素材なども。非常に多岐にわたる素材の中から、代表的な3つを紹介します。
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実際の速乾性をテストしました−Tシャツ素材別洗濯テスト 前項の写真にある、3つの素材を使ったTシャツで、実際の速乾性をテストしてみました。素材によって、体から発散された水分が繊維から発散される能力や、洗った際の乾燥時間は異なるのでしょうか?
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もちろん、アトピー性皮膚炎などの理由で、化繊を使った高機能繊維品を着ることができないといった場合もあります。そのような家族を持つ場合、衣料品の備えはより多めにする必要があるでしょう。 当座の命が助かっただけでも十分で贅沢な悩みというもの。しかし、その後の事を考えると必要になる備え、それが被災生活用品。ジャージ・ハイテク繊維品など、衣類を非常持出か備蓄品に1セット入れておくと、後のこうした場面で助かるのではないでしょうか。 |
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